デモトレードはどれくらい役に立つ?





建前なしの「本当のところ」を教えます

最近はほとんどのFX業者で「デモトレード」のサービスを行っています。できる期間や利用権利の取得の仕方はさまざまですが、増えてきているのは会員登録後、期限なく利用できるタイプ。正式な口座は「デモトレードを十分に行ってから開設すればいい」というルールがスタンダードです。


▼ところで「デモトレード」って?

実際のチャートとシステムを利用しながら、デモトレード口座へ振り込まれた「バーチャルマネー」で取引を行うのがデモトレードです。バーチャルマネーですからどんな取引をしようが利益にも損失にもなりません。

さて、このデモトレード、サービスを行っている業者はたいてい、自分の業者を選んだ場合のメリットとして宣伝していますし、ビギナー向けの解説サイトなどでも「デモトレードを十分活用しましょう!」「そのためにデモトレードのできる業者を選びましょう」なんて書いてあったりします。

実際のところ、デモトレードをやる意味はどれくらいあるんでしょうか。


■毒にも薬にもならない、それがデモトレード

結論からいってしまえばこうなります。もちろんこれには多少語弊もあって、例えば「プラットフォームと呼ばれる取引に使うシステムの操作に慣れる」という意味では役立つともいえるのですが。

ただ、これだけオンライントレーダーが増えている昨今、練習しないとわからないようなプラットフォームは一部のプロトレーダー向けのものくらいでしょう。プロトレーダー向けといわれるものでも、「プロが自分でカスタマイズできる」というだけで、ビギナーでも楽々扱えるものが主流です。

練習の意味がそんなにないとすると、あと考えられるメリットは「自分の財布を痛めずに取引ができる」ということでしょうか。

■ノーリスクで成長できるほどFXは甘くない?!

FXの必勝法は、「リスクをいかに小さくするか」であり「どれだけ儲けを獲得するか」ではありません。そしてこのリスクに対応する力は、本当の危機に直面しないと磨かれないもの。もちろんデモトレードでも損失が出そうになる場面には遭遇すると思いますが、仮想マネーで真剣にリスク管理をしようなんて思える人はまずいないといっていいでしょう。

つまり、しても無駄に終わることがほとんどのデモトレードでの練習なんでしなくてok。取引は実戦で覚えるべきです。


■では、FX開始前には何をするべきか

まず自分のFXに使える資金をはっきりと割り出しましょう。1ヶ月単位で考えるとやりやすいと思います。

開始したら、割り出した「使える資金」は利益とは別に考え、損失は一緒に考えるのがポイント。その月はその金額のみを投資にあて、利益が得られればラッキー、損失分はひいていって、「0」になればその月の取引は終了です。決してマイナスにしないよう、主に損切りと呼ばれるリスク管理をしっかりと行います。もちろんリスク管理ができる範囲で1回1回の取引を行うことも大事です。


■上級者への道は甘くない?

長くFXを続けている人は、必ず相応の知識と感情コントロールを身につけているもの。生活基盤に支障がでない範囲で取引を続けながら、必要な知識とテクニックを得ていく。それがビギナートレーダーのやるべきことなのです。