FX取引のスワップ金利



FX取引ではスワップ金利が発生します。売り買いの取引に対して金利が発生するのですが、通貨によって生じる金利差をスワップ金利と呼びます。2013年9月現在のドル円を例に説明しますと、米国政策金利2.00%、日本政策金利が0.5%でその差1.5%となります。金利は一年間の数値ですので、この1.5%を365日で割った値がスワップ金利となります。ドル円の買いでスワップ金利を「受け取り」、売りで「支払う」ことになります。

・1万ドルを保有している場合のスワップ金利  10,000ドルx100円(1ドル=100円として)x1.5%(金利差)÷365≒41円

tw当然、為替レートや金利は変動しますので基本的に毎日スワップ金利は変わります。但しFX取扱い機関により適応数値を月に一回、二週間にだけ見直すといった場合もあり、一定期間固定されている場合もあります。金利差によるスワップ金利変動は大きいですが、為替レート差によるスワップ金利変動への影響は小さいからでしょう。

スワップ金利は「買い」で受け取り、「売り」で支払いとなると述べましたが、金利が高い通貨(例で言うとドル)を金利が低い通貨(例で言うと円)で買っているからです。例えば現在の日本の政策金利が5%だとしたら、「買い」の場合でもスワップ金利を受け取ることはできず、支払うことになります。そういう状況になるようであれば、外貨投資はせず定期預金などしておくほうが得策です。為替変動リスクがなく、利子を受け取ることができますね。

FXでは円高でも「売り」で利益を出す

海外FXでは円安でなくても円高局面で利益を出すことができます。初めて聞くと損をするのではないかと疑問を持つかもしれません。日頃資金運用、投資などに興味のない方はこれを知ると、ちょっとした「アハ体験」となるかもしれません。

なぜなら、大抵の方は為替取引となるとまずはドルを100円で買って円安の105円になった時に売れば5円の利益になると考えるからです。FXでは通常1万円単位の取引ですので、5万円の利益になります。大きいですよね。さて、これが円高になっても利益が出るとはどういうことなのでしょう。100円で買って円高で95円になれば5円の損、FXでが5万円の損が出るのでは・・?

確かにそうですが、ここからが「アハ体験」です。FXの場合円高で利益を出すというのは「買う」のではなく「売る」場合です。FXでは売りから始めることができるのです。1ドルを100円で売り、5円円高の95円で買い戻した場合、上述と同じく5円の利益になりますね。例えば50万円のの時計を顧客に売ったとします。その後別の店で同じものが45万円で売りに出ていたものを買ったとすると、同じ時計を持ちながら5万円の利益を保持していることになりますね。

時計を例にすると目に見えて対価が把握できるので分かりやすいのですが、FXでは実際にないものを取引するので実感が湧きませんね。ないものをどのように売るのかが次の疑問ですが、初心者必見の簡単入門サイトなどのFX業者へ証拠金(担保)を入れることで資本を貸してくれるのです。担保というと語弊があるかもしれませんが、証拠金の範囲内までしか貸付しない仕組みになっているので、原理は似ていますね(注意:相場が急変した場合は証拠金の範囲を超えて損失が出ることがあります)。

いかがでしょう。このように、「円高でも利益が出せる仕組み」が分かると、今まで「買い」でしか外貨投資をしたことのなかった方も思い切って投資にチャレンジできることがお分かりいただけましたね。上昇よりも下落の方が急ですので、思わぬ速さで大勝利をおさめるということもあり得るのがFXです。